【天文】超大質量ブラックホールM87*の降着円盤は一部が逆回転している可能性が判明
超大質量ブラックホールM87*の降着円盤は一部が逆回転している可能性が判明イベント・ホライズン・テレスコープ・コラボレーション・ジャパン(EHT-Japan)、東北大学、八戸工業高等専門学校(八戸高専)、新潟大学(新大)、国立天文台の5者は1月22日、2017年と2018年の観測結果の比較から史上初のブラックホールシャドウの撮影が行われたM87銀河の中心に位置する超大質量ブラックホール(SMBH)、通称「M87*(スター)」について、1年の間に事象の地平面スケールで起こった現象を解析できるようにするため、新たに約12万枚もの理論シミュレーション画像を追加し、観測結果と照らし合わせた結果、M87*の自転軸が地球とは反対方向を向いていることを再確認したと共同で発表した。